離婚したい人のための浮気調査・探偵はどこまで頼れるの?

もし結婚したパートナーが浮気をしている場合、どのような目的で調査を依頼するかは依頼者によって異なります。
パートナーとの関係を修復したい人もいますが、中には離婚をしたいと考える人もいるかもしれません。

離婚を迫るためには証拠を揃えると良いため、探偵事務所に浮気調査を依頼してはいかがでしょうか。
探偵はあくまで調査を行い証拠を揃えるまでが主な仕事ですが、弁護士を利用できる場合もあります。

離婚に備えて探偵事務所に相談をしよう

もし浮気をしているパートナーと確実に離婚したいのであれば、是非とも探偵事務所に依頼を申し込んでください。
探偵事務所の中でも浮気調査の実績数が多く、成功率の高さを売りにしているところが良いでしょう。
申し込みをすれば、事務所で詳しい説明があるはずです。

説明のための面談時、離婚したい旨を伝えてください。
調査により揃った証拠をどう使うかは、基本的に依頼者の自由です。しかし目的が明確に伝わることで、探偵側のモチベーションも変わるでしょう。

離婚を求める場合、裁判になることも想定して調査されると考えられます。また慰謝料を求める場合は、有力となる証拠の数が多ければ相手の落ち度をより証明しやすくなります。
ちなみに民法の考え方によれば、1度の不貞行為では相手に責任を取らせるのは難しいです。浮気と思われる行為について、何度も繰り返されていると明かさなければなりません。
そのため離婚を希望する場合、証拠を多く揃えてくれる探偵に相談することには大きなメリットがあるのです。

探偵が行う浮気調査の内容

依頼者と探偵事務所で契約が成立すれば、いよいよ浮気調査が行われます。探偵は1つでも多く証拠を揃えるため、まずターゲットの情報を集めます。

面談時に依頼者からターゲットの情報を聞き出しますが、探偵自ら収集することも欠かせません。規模の大きな探偵事務所の場合、浮気調査のために専門のチームを組むところもあります。

チームの中には情報収集を行うスタッフがおり、ターゲットの人物像を割り出します。十分な情報が集まれば、ターゲットが訪れる可能性が高い場所に潜入します。

たとえばラブホテルの場合、周囲の建物や物陰に潜みターゲットが現れるのを待つのです。体力と集中力が求められるため、交代制で行われることが基本です。
もちろん尾行も行いますが、ターゲットにバレるのを避けるために細心の注意を払うのがプロの業です。
コツコツと調査を続け、決定的瞬間が訪れれば写真や動画を撮影して証拠を残すのです。

調査後に弁護士を頼れる場合もあるのか?

探偵の主な仕事は、基本的に調査で終了となります。

調査結果を報告書にまとめ、後日面談時に依頼者に提出するのです。報告書の作り方は事務所によって差がありますが、証拠となるデータがあれば必ず一緒に渡されるはずです。
調査後の流れについては、依頼者によって変わるでしょう。

もしパートナーとの関係修復を望むのであれば、依頼者の自由です。しかし離婚したいという気持ちが変わらない場合、離婚を迫るための準備を進めてください。

探偵の仕事は調査とその報告までとなりますが、事務所によってはアフターサービスがあるところもあるでしょう。弁護士事務所と連携を取りつつ、離婚の準備をサポートしてくれるのです。
つまり依頼者のための仕事が、探偵から弁護士へと引き継がれることになります。離婚に関する具体的な相談は、弁護士にすると良いでしょう。

まとめ

探偵を頼ることができる範囲は、あくまで浮気調査とその前後の面談までとなります。離婚や慰謝料請求を求めるためには、弁護士を利用してください。

探偵に調査を依頼する場合、弁護士事務所と連携している事務所を選ぶと調査後の流れがスムーズとなるでしょう。場合によってはすぐに離婚が成立し、受け取れる慰謝料の額が大きくなるかもしれません。
離婚へ向けた準備は1人では大変かもしれませんが、頼れる探偵と弁護士を味方にすることは重要です。